<Header>
<Author: 張說>
<Title: 遙同蔡起居偃松篇>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 遙（はるか）に蔡起居（さいききょ）が　 「偃松篇（えんしょうへん）」に同（どう）ず>
<BookPage: 52>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
清都衆木總榮芬，
傳道孤松最出羣。
名接天庭長景色，
氣連宮闕借氛氳。
懸池的的停華露，
偃蓋重重拂瑞雲。
不借流膏助仙鼎，
願將楨幹捧明君。
莫比冥靈楚南樹，
朽老江邊代不聞。
<End Poem>
<Translation>
みやこに生えているたくさんの木々はみんな勢いよく榮えているが、聞くところによると、そのなかでも、一つ松がもっとも群を抜いてりっぱだということだ。その名も御所のお庭に聞こえて一段と風情がまさっており、場所がらだけに宮殿にたちこめる盛んな瑞氣がかよっている。池の上にかかって、きらきらと美しい露の玉をやどし、絹蓋をふせたように枝葉が幾重にもかさなって、めでたい雲を拂いつつ茂っている。 
この松はさらに幹から流れ出る膏が齢を延べる効能があるので、それで仙薬をつくる鼎を助けることを、もの惜しみしないだろう。それどころか全身全靈をささげて聖明の天子のおんために支えの柱となってもらいたいものだ。
<End Translation>
<Formatted Translation>
みやこに生えているたくさんの木々はみんな勢いよく榮えているが、
聞くところによると、そのなかでも、一つ松がもっとも群を抜いてりっぱだということだ。
その名も御所のお庭に聞こえて一段と風情がまさっており、
場所がらだけに宮殿にたちこめる盛んな瑞氣がかよっている。
池の上にかかって、きらきらと美しい露の玉をやどし、
絹蓋をふせたように枝葉が幾重にもかさなって、めでたい雲を拂いつつ茂っている。 
この松はさらに幹から流れ出る膏が齢を延べる効能があるので、それで仙薬をつくる鼎を助けることを、もの惜しみしないだろう。
それどころか全身全靈をささげて聖明の天子のおんために支えの柱となってもらいたいものだ。
<End Formatted Translation>